『花咲く丘の小さな貴婦人 〜それは青いすみれの季節〜』

2008.08.20
花咲く丘の小さな貴婦人それは青いすみれの季節 (コバルト文庫 た 16-35)花咲く丘の小さな貴婦人それは青いすみれの季節 (コバルト文庫 た 16-35)
(2008/07/01)
谷 瑞恵

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シリーズ3作目
今回はバレンタインデーから始まります。

会えば憎まれ口のジェラルドと急接近。
なんせ、帯に

早く気づいてくれよ、俺の気持ちに

ですから!!

ベタな少女漫画のように
自分の気持ちと、相手の気持ちには鈍感なエリカ。
やっと、自分の気持ちがわかりかけた時
自分の家柄と、相手の家柄で悩みます。

天真爛漫で、まっすぐなエリカと、
横暴で子どもっぽいとこはあっても
下級生から慕われ、面倒見のいいジェラルド。
周りを取り巻く友人たち。
今回もすっごくいい話。

それとあとがきで触れているんだけど、
マザーグースの唄が少し出てくるのね、毎回。
ミステリー色が濃いマザーグスの唄の
かわいくて、楽しいところを少し取れいれたのがこのシリーズなんだって。
確かに、かわいい唄なんだ、でてくるのが。
今回は、エリカが効果的に使うのだけれど
ぁぁ、やられたーーーーー。って感じで。
読んでいて、こっちまで照れて、どきどきして、涙がでそう。

後、もうひとつこの物語の魅力は
登場人物。
みんな、みんな、すごくいい子達ばかり。
残念ながらエリカと仲良しとはいえない子達もいるけど
いつかは分かり合える。
でもそれはこの後のお話、きっと。

『花咲く丘の小さな貴婦人 〜林檎と花火とカエルの騎士〜』

2008.08.20
花咲く丘の小さな貴婦人林檎と花火とカエルの紳士 (コバルト文庫 た 16-31)花咲く丘の小さな貴婦人林檎と花火とカエルの紳士 (コバルト文庫 た 16-31)
(2007/10/01)
谷 瑞恵

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シリーズ2作目です。
やっぱり、面白い

女子校で、まとめ役に任命されたエリカ。
それぞれ、協調性のない生徒たちをまとめられるのか。

他にも読みどころはあるのだけど今回のメインはこれかな。

男の子が怖い新入生。
(男の子はカエルでできているんだって!!)
前回に引き続きエリカを慕う友人たち。
出会いからして最悪で会えば憎たらしい言葉をはく
男子校のリーダー、ジェラルド。

ガイ・フォークス・デイのお祭りをメインに話はまとまっている。

でも女の子同士って、どうしてこんなに楽しそうなんだろw
読んでいるこっちまでがうきうき楽しい気分になってくる。
夜にエリカの部屋でするハロウィンの夜の占い。
「林檎を食べながら鏡を覗くと、将来の結婚相手が見えるんですって!」
「誰も映らなかったら、オ−ルドミス!?」
「駄目!怖くて見れない!」
すっごく、すっごく楽しそう〜〜〜。

あぁ、うちにも、異国のおばあさまいないかなぁー。
できれば、伯爵とか、お城とか持ってたり。

花咲く丘の小さな貴婦人

2008.08.20
花咲く丘の小さな貴婦人―寄宿学校と迷子の羊 (コバルト文庫)花咲く丘の小さな貴婦人―寄宿学校と迷子の羊 (コバルト文庫)
(2006/12/22)
谷 瑞恵

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これ、すっごく好き!!

今もやっているのかわからないけど
日曜の朝とか夜に放送していた名作劇場みたいな番組、
「小公女」「あしながおじさん」
「明日のナージャ」とか、そういった雰囲気の話。

イギリス人の父親と、日本人の母親のもとに生まれたエリカ。
母親を亡くして、父親といろんな国を旅をして回るのだけど
故郷には帰りにくいと父親は言う。
祖母は結婚を許してはいないと。
エリカが16歳になったら一緒に帰って、一緒に謝って欲しいと父に言われ
祖母と、父との架け橋になろうと心に誓う。
しかし、16歳になるのを待たずに父は他界してしまう。
一人でも祖母を訪ね 父の話をたくさんしてあげようとするのだけど、
会ってすらくれない・・・・。
父の実家はイギリスのその町でも有名な貴族のお屋敷だった。

とまぁ、ベタな話。
いろんな展開にはらはらするし、
うわぁーーーーーっベタ過ぎやん!!
(通うことになった学校で仲良くなった女の子から
打ち明けられた秘密がなんと・・・・・!!!!!)
とにかく、いい感じの本なのです!!

テーマ : 読書
ジャンル : 小説・文学

『悪人』

2008.08.20
悪人悪人
(2007/04/06)
吉田 修一

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なんていうのか、今の世の中の汚れた部分を浮き彫りにしたような
話を見ているようだった。

死んじゃった女の子といい、
出てくる大学生といい、
全然共感がもてない。。。。

最後の方で
被害者の父親が大学生に向かって放つ言葉

「その人の幸せな様子を・・(省略)・・・。」

この言葉がすごく印象的だった。


誰が悪人?
っていうよりは、何がいけなかったんだろう・・・・?
何がダメだったの?っておもう。

すごく切ないよ、この終わり方。
幸せになりたかったのにね。

『夜のピクニック』

2008.08.17
夜のピクニック (新潮文庫)夜のピクニック (新潮文庫)
(2006/09)
恩田 陸

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すごくうらやましかった。
何度も何度もこんな行事が通っていた高校でやってくれていたらなって。
朝から下校時まで歩くとかならできるかなとか。
やるなら夏休み前かなとか。
80キロって、うちの高校からどこら辺だろうな。。。
通っていたのは北海道の田舎の高校。

でも、現実として大変だろうから学校サイドは嫌がるだろうし
危ないからと親たちも、いい顔はしないだろうな。
なんて現実的なことも考えつつ、
ぁぁ、うらやましいなと最後まで読みきったのん。



ここから少しだけあらすじに触れます!!




前半に出てくるいくつかの伏線。
貴子の賭け。
よその高校の女の子が妊娠しておろした相手が誰か。
杏奈が転校する際に出したラブレターの相手は誰か。
杏奈から送られてきた葉書に書いてあったおまじないとは?

中盤に差し掛かるあたりから徐々に
明らかになって、更に物語りは進んでいって、
本当に最後のところで・・・・・
おもわず

ぐっ じょぶ!

と、思いっきりにんまり!
心の中で親指立てておりました
(ちと恥ずかしい・・・)

読んだ人にはきっとわかってもらえると思う、
どこだか!
同じクラスの彼のこと。
そして、加勢にいった友人2人。

この先は明るい未来ばかりではないだろうけど
でも、よかった。

うん、よかった。
心がいい感じになる物語だったな。

テーマ : 読書
ジャンル : 小説・文学