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2008-09-21 21:32 | カテゴリ:  恩田陸
ジャンル:小説・文学 テーマ:読書
麦の海に沈む果実 (講談社文庫)麦の海に沈む果実 (講談社文庫)
(2004/01)
恩田 陸

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面白かったです。
個人的には『夜のピクニック』より面白いなと。
全然違う内容なので比べるのもどうかと思うんだけど。

「幻想的学園帝国物語」かなぁ。一言で言うと。
怪しい雰囲気漂う閉鎖的学園内で起こる謎。
読み出したらあっという間。
どういうこと?どういうこと?
と、先を読み急ぐのだけど、
ラスト近くでオチの見当もつく。

ブラックな要素も含みつつ幕を閉じる。



   

恩田陸の本には色々な物語や映画、音楽が出てくる。

あの時みた「×××」の「----」のシーン。
『×××』の本の「----」な場面。
あるいはタイトルだけとか、『×××』の本の解釈、
っていう風に。

場面を、思い浮かべるのに、もしそのシーンや場面を知っているのなら
すごく的確に思い浮かべることができるし本の中にも入りやすい。
ちょっとずるいなぁって思った。
そういう引用しないで描いて欲しいなぁと。

でもそういう引用があってその本に興味を持つのも事実。
読んでみたいなぁと思うもの。
そういうことで読書の幅が広がることもあると思うので
決して悪いことと決め付けれるものでないんだよね。

それに、その本を読んだことのある人なら
知ってる知ってるとうれしくなるよね。

だから・・・・・
他の本や映画の引用はいやだと思いつつ
読みたい本も増えたりと ちょっと複雑だったりする・・・。

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2008-09-20 16:23 | カテゴリ:  恩田陸
ジャンル:小説・文学 テーマ:読書
月の裏側月の裏側
(2000/03)
恩田 陸

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「郷愁、恐怖、最後に待つ感動」(帯より)

結果からいうと、感動???だったけど。
帯って、すごく誇大表現してると思う。
ミステリーなんか それ、思いっきりネタバレしてますけど?とか思うときもある。
なので、帯は読了まで大抵読まないようにしているんだけど。。。。
カバーをしないで読んでいたせいか帯ばかり目にいって読んでた。

んで 本の感想ね。
細かい突っ込みは、いろいろあるけど
すごく雰囲気のある物語に仕上がっているなぁって。
霧雨と言うか、湿気のある世界。
霧に包まれた世界観のある物語。

事は静かに水面下で進んでいく。
そう、まさしく水面下・・・・。
時々読んでいる方も びくっとする場面に出くわす。

あまりにも現実離れしている話はリアリティもなくて
つい冷静に読んでしまう。
どういうオチで締めくくる??

残りのページ数も少なくなってきた頃
ぁぁ、そういうオチね。と思い。
あれ?まだ続く?
いつまで話は続く??
と少しイラつくのだけど、
最後の最後で
ぁー、なるほどね。と納得。

機会があったなら再読してみたいかも。。。
きっとそのときは今回と違う感想を持ちそう。

2008-09-19 20:53 | カテゴリ:  恩田陸
ジャンル:小説・文学 テーマ:読書
チョコレートコスモスチョコレートコスモス
(2006/03/15)
恩田 陸

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「すごくよかった!」

もうこの一言に尽きるって感じ。

締めくくりはなんとなく物足りないような、
なんとなくうまくまとめたなっていう漠然とした気持ちだったけど・・・。

『ガラスの仮面の小説版』とかいわれてたこの話、
読み出して
「梅の木になるとか・・・」
そのまんまやん・・・・。
この劇団って・・・・。

なんとなくガラスの仮面を再読したばかりなのでかぶってしまって
正直のれなかったんだけど。。。。

途中からそんなことは全然気にならない!
いや、違う。
自分の世界にどんどん入っていく。
(飛鳥は嫌いな性格なんだけど・・・)

物語はそれぞれ3つの場面が平行して始まって進んでいく。
どこでどういう風に絡んでいくのか・・・。
色々想像しながら読んでいくのだけど
途中でその想像すら忘れてのめりこんだ頃
「かちり」とはまる。
おもわず、「ぁ」と声が出てしまった・・・・。

ラストのオチも思ったとおりなんだけど、
思ったとおりになったことがすごくうれしかった。




うちは、涙もろい方だと思うんだけど、
特に動物もの、親子ものには弱いのね。
「泣きすぎー」「何でも泣くし・・・」とかよく言われる。
んで、「泣くところ違うくない??」ともいわれるんだけど。。。

飛鳥のつぶやいた一言にすごく感動して
涙が出たんだけど。。。。
激しく泣くわけでなくって
なんていっていいのか・・・。
あれ?なんで、涙が出たんだろう?みたいな。
心の琴線に触れたみたいな感じがした。

客観的な自分もいてそんなに涙出るほどのシーンでもないでしょ。
やっぱり泣き所違うかも・・・?とも思ったのだけど。

1日たってわかった。

高校時代演劇部だった頃の自分を、思い出したんだ。
残念ながら、響子や、飛鳥みたいな才能も何もなかったけど
当時の一生懸命だった気持ちを思い出したんだと思う。




  

その一言って、なんだっけ?
と思うでしょ。
そんな感動する言葉あったっけ??って。。。。。


ここから少しネタバレいきます!!







ラスト近く。オーディションの2次審査飛鳥の番のまえ。
響子が飛鳥に問うシーン。
「あなたは、誰?」
そして飛鳥が小さくつぶやく
「あたしはー」

「あなたと同じところに行きたい」

響子が舞台の上でつかみかけた何かを、
誰も気がつかなかったその響子の中。
それを感じ取った飛鳥がその何かが自分の求めているものなのだと
本能で気づき
一緒にそこに行きたいと。

そして審査は始まる・・・。

2008-08-20 23:39 | カテゴリ:  恩田陸
ドミノ (角川文庫)ドミノ (角川文庫)
(2004/01)
恩田 陸

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一見ばらばらで、何のつながりのない話が同時進行で進んでいく。
場面の切り替えが早く1つ1つの話がおもしろくて
話に引きずられていく。
(現実味はどのはなしもないけど・・・)

少しずつ、少しずつ話は絡んでいき、最後すべての話がかちりとはまる。
そして一気に終息に。
最後まで、どたばたして終わるのがなんだかなぁーと思うけど、勢いのある話でまとめていいのかな。

前半にはってあった伏線。
最後にでてくるんだけど・・・・
『忘れてるとおもいますが・・・』というのを読んで、
はぃ、すっかり忘れてました(笑
と、思わずうなずいてたし。

ありえない話だけど
エリコ姉さんかっこぃぃです!w

2008-03-27 読了

2008-08-17 00:16 | カテゴリ:  恩田陸
ジャンル:小説・文学 テーマ:読書
夜のピクニック (新潮文庫)夜のピクニック (新潮文庫)
(2006/09)
恩田 陸

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すごくうらやましかった。
何度も何度もこんな行事が通っていた高校でやってくれていたらなって。
朝から下校時まで歩くとかならできるかなとか。
やるなら夏休み前かなとか。
80キロって、うちの高校からどこら辺だろうな。。。
通っていたのは北海道の田舎の高校。

でも、現実として大変だろうから学校サイドは嫌がるだろうし
危ないからと親たちも、いい顔はしないだろうな。
なんて現実的なことも考えつつ、
ぁぁ、うらやましいなと最後まで読みきったのん。



ここから少しだけあらすじに触れます!!




前半に出てくるいくつかの伏線。
貴子の賭け。
よその高校の女の子が妊娠しておろした相手が誰か。
杏奈が転校する際に出したラブレターの相手は誰か。
杏奈から送られてきた葉書に書いてあったおまじないとは?

中盤に差し掛かるあたりから徐々に
明らかになって、更に物語りは進んでいって、
本当に最後のところで・・・・・
おもわず

ぐっ じょぶ!

と、思いっきりにんまり!
心の中で親指立てておりました
(ちと恥ずかしい・・・)

読んだ人にはきっとわかってもらえると思う、
どこだか!
同じクラスの彼のこと。
そして、加勢にいった友人2人。

この先は明るい未来ばかりではないだろうけど
でも、よかった。

うん、よかった。
心がいい感じになる物語だったな。

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